。oO○
▲
■■ ■■ロダン21■■地域社会研究所■
●● ●● ≪08/09/02発行≫
##################################################
文香の文化が香る(その8)
北京オリンピックの開会式でのオープニングは、
『巻物』を効果的に使っていましたね。
大画面には、紙漉きから筆・墨、書のパフォーマンスと
中国が、あらゆる文化の発祥の地だと、改めて認識させられ、
道具の開発においての、特記すべき1ページの再現を
見ているようでした。
特に、竹簡の群舞は、圧巻でした。
「書道」からみましても、木簡(竹簡含む)から、紙への変革は、
すごい事だと思います。
篆書・隷書などで、記録することを目的とした木簡から、
紙の発明ならではの、書体の変化などにより、
芸術性というものが、高まってきたのですから。
そして今回の、大会ロゴマークや競技別ロゴのデザインは、
漢字のルーツである甲骨文字や金文をイメージさせ、
漢字文化圏に於ける国々にとって、
とても身近に感じたにちがいありません。
ドイツ選手団のTシャツの背中に、
徳国とプリントしてあるのも、見つけうれしくなりました。
又、文字だけではなく、唐草模様(ペルシャ模様)を
会場デザインだけではなく、各国の競技ウエアーにも、
たくさん取り入れられていましたね。
メダル贈呈式などで、アシスタント役の彼女たちのコスチュームにも、
常に目が離せません。
チャイナドレスのコンセプトを残しつつ、
動きやすい様に、裾はフレアーで・・・
会場ごとに違っていて、楽しみのひとつでした。
日本のファッションデザイナーも参加しているそうですね。
もし東京オリンピックが開催されるとしたら・・・
着物の場合、どうなるのかな・・・
これから中学校で、和服の着付けを必修科目にしないと・・・とか
いろいろ考えてしまいました。
閉会式では、たくさんの感動をのせた『巻物』が聖火とともに、閉じていきました。
北京五輪のスローガン 「同じ世界、同じ夢」
★茶道・華道歴30年の 【文香の文化が香る】
次回もおたのしみに☆☆★
■■■■ ☆━━━━━━━━━━━━━━━━
■● ☆
・・・■■■・・・ロダン21 地域社会研究所
良元文香・・・■■■・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━☆☆★
■ 〒577-0011 大阪府東大阪市荒本北50-5
クリエイション・コア東大阪406号
TEL 06-6743-0121 FAX 06-6743-0122
URL http://www.rodan21.com
* ■ ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━☆■■ ★
コメント