スキルを学ぶより、体験が大事！

朝から雪が降った東京にて。

東京タワーが目の前に見えるオフィスにて、朝イチから社員研修を実施。

様々なコミュニケーション、心理関係のセミナー、研修に

参加してきた経験から、座学で知識、スキルを中心に学ぶ研修は

その時は勉強した気になるんだけど

頭で覚えたことは、いつのまにか忘れていることが多くて

日常生活でいざという時に使えることが少なかった。

他の受講者とも深く関わることがないので、心や体に入ってこない。

それに比べ、五感を総動員しての体験型ワークショップが

メインのセミナーでは、体がその感覚を覚えているのだ。

昔、月3日間ｘ半年間通ったコーチングのセミナーでは、

自分の弱みをさらけだしても馬鹿にもされず、拒否もされず

そのまんまの自分を受け入れてもらえる安全な場が形成され

心が通じる素晴らしい友がたくさんできた。

そのセミナーの後、理論を学ぶために他のコーチングセミナーに

通ったが、スキルをざーっと学び、

軽くロールプレイを練習する内容で、これでは

人が信頼しあって、本気で関わるとどんなことが起こるのか？

ってことが、わかる訳がない。

なんとなく頭でわかった気になっただけ。

他の体験型セミナーでも同じ。

2日間だけのセミナーでも、心が触れ合う場を共有した体験と

仲間は一生の宝になる。

もちろん、スキルが必要ない！といっているのではない。

受講者が簡単にスキルをほしがる傾向にも原因はあるしね。

ただコミュニケーション、心理関係のセミナーに関しては

スキル偏重より、体感会得できるといいたいのだ。

なので、今回の研修は、

「自分についてゆっくり考えること。感じること。気づくこと。」

をメインテーマにしている。

研修後の感想としては・・

「普段の会議ではみんな押し黙っているし、研修でもドライな対応しか

しないんじゃないかと思っていたが、けっこうみんなが

自分のことを楽しそうに話していたので、意外だった。」

「自分のことをゆっくり考える時間が必要なんですね。」

「みんな自分のことを話したり、聞いてもらったりしたいんだなあ。」

これから3月末まで続く予定の研修で、どれだけ気づきを体験してくれるかな。

やっぱり、人が関わりあう体験型の研修って、いいなぁ。

ｐｓ
電車のつり広告での雑誌のキャッチコピー：　”性格美人になるスキル・・”
ん？　スキルを学べば、性格美人になるってか？！

それって、スキルなん？！