ロダン21では毎週水曜日と金曜日の週に二日、「モノ作り相談デー」として、
モノ作りの相談を受け付けている。
私の専門はゴムや樹脂加工だが、ロダン21にはあらゆるジャンルの相談がやってくる。
私にとって、初めて聞くこと、見るものも多い。
しかし、ロダンのメンバーに都度相談すると、大抵のことは回答が返ってくる。
しかも材質の特徴や加工の仕方、使用用途等も分かる。
様々な分野の社長、職人の専門家集団だからだ。
さすが東大阪、頼もしい限りだ。
こうやって、モノ作り窓口をロダンで開いて、今年で15年になる。
しかしまだまだ、コーディネーターとしては知らないことが多い。
つい先日も、ステンレスについて新たに知ることとなった。
ステンレスというのは、鉄を機材にニッケルとクロムの合金である。
もちろん、その程度のことは知識としては知っていた。
ステンレスでよく使われるのが18-8ステンレス。
ご存知の方も多いだろうが、この18-8ステンレスはキッチンのシンクや手術用の機器類、
その他建築材等幅広い用途で利用されている。
鉄は錆びるがステンレスは錆びない。
私の中にはその程度の認識はあったが、それ以上にステンレスについての
詳しい知識は無かった。