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東海教育研究所が発行している「月刊望星」2月特集が「炭ふたたび!」というテーマ。
そこに(株)テサキ製作所の手崎社長インタビューが掲載されました。
八六〇〇もの町工場が軒を連ねるモノづくりの街、東大阪市。
製造業の空洞化や円高などで、「受注激減」「廃業やむなし」といった声も聞かれる。
そうしたなか、自然流炭焼き窯「炭焼き達人」を開発・販売し経営基盤を強化したテサキ製作所。
なぜ炭焼き窯なのか。社長・手崎貴之さんの思いを聞いた。
<中略>
昭和二十年〜三十年代に古いものが捨て去られた時代がありましたが、炭もその一つだと思います。
化学肥料が登場し、炭を畑の土壌改良剤として使うこともなくなりました。
昭和三十年代はプロパンガスの普及が目覚ましい時代でもあり、これが木炭産業を徹底的に壊滅させました。
そして昭和四十年代になると科学万能という思い上がりがさらに勢いを増し、煮炊きや暖房などで暮らしを支えてくれていた炭は〝時代遅れ〞〝古臭い〞と、私たちの前からほとんど姿を消した。
でも最近になって、少しずつですが、捨て去った良きものを見直す雰囲気があるように思います。
炭などもその一つだと思いますね。
<中略>
日本の産業の空洞化は着実に進んでいますし、町工場は確実に減ってきています。
経済全体、特に製造業が縮小しているのは、肌で感じます。
大企業が海外に拠点を移せば、下請けの工場は自社の強みとなる商品を持たないかぎり、縮小するか廃業せざるを得ません。
私たちの場合は、時代の流れで自然志向の人が増えているので、炭焼き窯のニーズはあるだろうと思っています。
十二年前に研究を始めたときは、補助金の申請用紙の「市場性」「新規性」などを書く欄に、「市場はない。これから掘り起こして形成していくしかない」と書きました(笑)。
啓蒙活動というと大げさに聞こえるかもしれませんが、炭文化を広げて、
みなさんに炭の良さを知ってもらうことも、私の大事な仕事だと思っています。
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パーツ加工から複合装置の開発まで。ソフトとハードを融合し、モノ作り総合コーディネート
(株)ロダン21
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情熱モノづくり連鎖|東大阪異業種交流グループロダン21
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自然流炭焼き窯「炭焼き達人」、精密板金加工の専門メーカー(株)テサキ製作所
最近は自然派志向の波で、炭焼きがひそかなブームになりつつあり、全国各地でたくさんの方たちが炭を焼き始めています。
この度、テサキ製作所は、家庭や小グループ用の小型炭焼き窯を発売いたしました。ただ、炭を生産するだけではなく、炭焼きの楽し みも味わえるように、小型ながら本格的な炭焼き窯となるよう年月をかけて開発いたしました。この機会に、窯の煙を浴び、ゆっくり 暮らしてみませんか!
▼(株)テサキ製作所
〒579-8025 大阪府東大阪市宝町5番27号
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